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    FIFA10 攻略(シュート概念2)

    2009年12月11日
    前回はシュートゲージに対する威力とリフト量についてご説明させて頂きましたが、今回は打ち分けなどについて説明していこうと思います。
    まずは縦軸的なお話を・・・・・

    その前に図の説明を少々・・・
    :シューター :ゴールキーパー
    水色+黄色:GKがゴール側にいる時の得点エリア
    水色:GKが前に出てきた時の得点エリア

    図A・:ゴール中央の近い距離に於けるGKとの位置関係による得点エリアの変化
    図B:ゴール中央の遠い距離に於けるGKとの位置関係による得点エリアの変化


    図A                        図B

    05a0704d.jpg 8c4ace18.jpg

    図Aと図Bはシューターの位置のみを変化させています。
    FIFA09の時にも説明しましたが、シューターとGKの距離が近いほど得点エリアが減少していきます。
    図Aと図BのGKが移動した時の得点エリアの減少度合が違うのがお分かり頂けるかと思います。
    従って、ゴールとの距離・GKとの位置関係を見極める必要があります。
    基本的にゴールから近い距離であればコースを重視し、遠い距離であれば威力を重視する必要があります。
    言うまでもないかもしれませんが、GKが前へ出てきた時にループシュートを狙うのも一つの手段ですね。
    シューターとGKの距離的な話とは少し違いますが・・・・実際もそうですがGKが前へ動き出す時は一般的に横に対する反応が鈍るため横軸の守備範囲が減少するので、GKが前へ出てくる動きだしを狙うことで得点率が上がるのを覚えておくと良いかもしれません。

    次に横軸的なお話を・・・・・・

    図C・:ゴール斜めの近い距離に於けるGKとの位置関係による得点エリアの変化
    図D:ゴール斜めの遠い距離に於けるGKとの位置関係による得点エリアの変化


    図C                        図D
    4cdb9d40.jpg 453d70c0.jpg

    図Cと図Dもシューターの位置のみを変化させています。
    図はゴール正面に対して50°くらい、GKに対して45°くらいの角度で設定してあります。
    図CではGKがゴールに張り付いた状態では得点エリアがニア<ファーですが、GKが前に出てきたことでファー<ニアとなり得点エリアの範囲が入れ替わっているのがお分かり頂けるかと思います。
    図C上ではGKが前に出てきたことでファーの得点エリアは消され、ニアも得点エリアが激減し極僅かしか残っていない状態となり、得点を入れることがほぼ不可能に近いことになります。
    図Dのシューターの距離が遠くなった場合はどうなるかというと、GKの位置に関らず得点エリアとしてはニア<ファーになっています。この図ではGKが図Cと同じ位置まで前に出てきた場合でもファーにも得点エリアが残されているため、図Cではニアの1択だったのに対し、図Dは2択を保つことができることになります。

    これらのことからゴールに対して角度がつくほど、シューターとGKの位置関係だけでなく、ゴールとの距離を計算してシュートを打つポイントを見極めることが重要になってくると言えます。

    FIFA09ではファーを狙う方が得点しやすい傾向があることをお話したかと思います。FIFA10ではどうなのかというところですが・・・どちらが得点しやすいという傾向はほとんどなくなっているというのが私的見解です。
    おそらくはニアとファーのケアバランスが調整されたことでゲーム的な傾向が減り、より自然な形に近づいてきているのかなと思っています。


    位置関係以外で意識した方が良いものとして、

    『利き足か否か』
    シュートを打つ時に利き足で蹴るかどうかによって弾道にブレが生じます。
    利き足で蹴った場合でもシュート精度によるブレは存在するため、精度が低いほど枠を外したりする可能性が高くなります。
    利き足とは逆の足でシュートを打った場合については利き足精度によっても変わってきますが、基本的に利き足で蹴った時よりもコースブレだけでなく、FIFA 10ではシュートを打つ時の体勢によって威力にも誤差が出やすくなっている傾向がみられるため、利き足でシュートを打つ意識付けをすると良いかと思われます。

    『インサイドとアウトサイド』
    利き足でシュートを蹴る時に特にコントロールシュートを使用した際、インサイドで蹴る場合とアウトサイドで蹴る場合があります。FIFA10ではアウトサイドで蹴った場合にインサイドよりも巻き込みが少ない傾向があるのと精度が若干低い印象をうけるため、ある程度あまいコースでも得点できる場合以外は意図的に使いこなせたとしても、あまり得策ではないかもしれません。

    『足とボールの距離』
    パスと同様に足元にボールが収まっているほどシュートのブレが少なくなります。
    ゲーム的な話をするなら、ボールが足に近いほどという表現が良いかもしれません。

    『選手の向きとシュートを打つ方向』
    なるべく正面方向へ打つことが精度としても一番高くなります。それとは別にFIFA10では360°ドリブルができる関係でシュートを打つ時の選手の向きについてはFIFA09よりも意識しておいた方が良いと思われます。
    余談ですが、選手の向きの話をさせてもらったついでに・・・・
    精度的なものを少々削って向きを囮にしてGKの位置をずらし逆へ打つというのも得点するという意味では重要になりますし、これはFIFA09のときよりも得点できる可能性が高くなっている様なので、バリエーションの一つとして覚えておくと良いかもしれません。

    『体勢』
    パスを受けた直後や相手との競り合いなどで体勢が整っていない状態ですと当然精度が落ちるので、よりフリーな状態で安定した体勢で打てるようになると良いと思います。

    FIFA10になってゴールの枠ぎりぎりを外す場面が多く悩んでいる方がいれば、特に上記のことを念頭に入れてプレイしてもらえると改善されるかもしれません。

    まとめますと、
    ・GKとの距離
    ・ゴールとの距離
    ・GKの前後左右などの動き
    ・GKを引付けることでループシュートの選択肢を増やせる
    ・利き足でシュートを打つ
    ・インサイド・アウトサイドの使い分け
    ・足元になるべくボールを納める
    ・選手の向き
    ・安定した体勢
    以上のことを意識してプレイすることで得点率のアップがのぞめるかもしれません。

    拍手[29回]

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    Comment
    No title
    なるべく利き足でシュートを打とうとは思っているのですが、慣性ドリブルからでも逆足で打ってしまうことが多々あります。
    逆足の精度が高い選手ではあるものの・・・。

    利き足でシュート打つタイミングってありますか?
    Re:No title
    ゴールから距離のあるところで利き足アウトサイドで打つのが、距離が近くなったときに逆足で打ったり、逆足で打ってほしい時になぜか無理な体勢にも関らず聞き足で打ったりなどの例外はありますが、基本的にはゴールに対しての打つ位置、選手の向き、狙う方向でどちらの足で蹴るかの判定が入ると思います。更に言えば、そこに選手の能力的な要素も一部入ると思うので、逆足精度が高かったりすると逆足で打つ頻度も高くなるかもしれませんね。
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